斜視福岡市営地下鉄空港線西新駅前徒歩30秒たの眼科

【斜視】 

 物を見ようとする時に、片目は正面を向いていても、もう片目が違う方向を向いてしまっている状態が斜視です。常に斜視が存在する場合(恒常性斜視)と、時々斜視の状態になる場合(間歇性斜視)とがあります。また、生まれた直後から斜視が明らかに存在する場合と、成長してから目立ってくる場合があります。
  原因としては、目を動かす筋肉や神経の異常によるもの、遠視によるもの、目の病気によるもの、脳の病気によるもの、全身の病気に伴うものなどがあります。原因を探るために、全身検査を行ったりMRI などの検査を行ったりすることもあります。
  治療法は、斜視の種類や年齢によって異なりますが、治療の目標は大きく3 段階に分かれます。まず一番大切なことは、両目の視力をよくすることです。斜視ではずれている方の目が弱視になっていることがあり、これを改善することが斜視治療の第一歩です。次に、目の位置をまっすぐにすることです。眼鏡を使用するだけでまっすぐになることもありますが、場合によっては手術を必要とします。最後の目標は、両方の目で物を見る力を獲得することです。両方の目で見たものを、脳で一つの像にまとめる機能を両眼視といい、この両眼視機能によって見た物が立体感をおびたものになります。斜視の種類によっては、早期からきちんと治療を行っていても両眼視の獲得が難しいことがあります。
  子どもは見えないという症状を自分から訴えることはあまりありません。周りの大人からみて何か気になる症状があれば、必ず受診してください。